2007年度公募プログラム

Model G8 Youth Summit 2008 in Japan

活動課題(テーマ)

  1. 国際交流・国際理解の促進
  2. 次世代リーダーの成長とネットワークづくり
  3. 学生による市民外交の実践と産官学連携

担当

総合政策学部教授 香川敏幸

活動内容

Model G8ユース・サミットとは、G8首脳会談をモデルとした学生・若者による模擬外交国際会議です。
実際のG8サミットに先立って学生が協議した結果を、一つのオルタナティブとして国際社会に提示すべく、2006年に発足されました。
同年4月にロシア連邦サンクトペテルブルグ市において開催された第一回大会には、G8各国(米・英・仏・独・伊・日・加・露)から各8人で構成される代表団が参加。
さらに第二回大会の2007年ドイツ・ベルリン大会には中・伯・南アのオブザーバー参加国が加わり、採択した両大会の共同宣言文書は政府関係者に提出されました。本日本大会は第三回大会に位置づけられます。

当ユース・サミットの目的は議長国の学生が設定したアジェンダを議論・交渉する過程を通して、外交のプロセスや国際政治における各国の立場、国際情勢等への理解を深めることです。また、国際的な学生交流の場としてのみならず、開催国のパブリックディプロマシーを促進する側面も持ち合わせています。
環境や経済の問題において秀でた解決方法を提示しうる日本産業の技術力や、昨今日本外交にみられる大きな変化=「『価値の外交』の推進」という概念に注目しつつ、模擬的な学生会議を産官学が交流できる場へと発展させていきます。

開催日程:
2008年3月10日(月) ~ 3月15日(土)
開催場所:
横浜商工会議所 横浜シンポジア 慶應義塾大学 三田校舎・矢上校舎
場所:
Model G8ユース・サミット日本委員会(代表 渡辺佑樹)
Model G8 ユース・サミット日本委員会は、G8首脳会談をモデルとした模擬国際会議であるModel G8の活動を継続的に行うべく立ち上げられ、複数の大学の学生によって構成される組織です。
ロシア大会ではInternational Youth Diplomacy Leagueという民間団体が、ドイツ大会ではPolitikFabrikというNGO団体が主催しました。 今年は慶應義塾が幹事校として日本大会の全面的な支援に当たりますが、来年以降の派遣事業および運営事業に関しては、輪番制により他の高等教育機関やその学生に引き継がれていきます。
内容:
  • ・各国代表団の大使館訪問
  • ・模擬首脳・閣僚会議(計7分科会)
  • ・文化交流イベント
  • ・産官学連携のためのパネル・ディスカッション
    (竹中平蔵先生を座長に、産官学の第一線で活躍される方々にパネリストとしてご協力いただく)
  • ・高校生との交流イベント
    (各国の参加者が、高校生との交流を通してサミットで協議した内容を伝える)
    外部からの議論・アウトプット評価
    その他

活動における効果

1.国際交流・国際理解の促進

代表団は、各国の立場を踏まえ国際問題についての活発な議論を行います。その過程を通じ、国際交流・国際理解を相互に促進します。そして、議論の成果を積極的に社会に向けて発信していきます。

2.次世代リーダーの成長とネットワークづくり

当大会は、学生・若者が国際会議におけるコミュニケーション能力・創造力・論理的考察力を研鑽する場となることを目指します。また、産官学それぞれの業界で活躍されている方々と若者の交流を通じ、次世代リーダーのネットワークづくりを促進します。

3.学生による市民外交の実践と産官学連携

産業界や官界、国際社会との関連性を強く意識した市民外交の実践を通し、学生交流および学術研究が実社会の中で果たしうる役割の新たな可能性を提示します。

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