2010年度公募プログラム

アーヘン工科大学夏季講座 (「Keio-Aachenサマースクール」)

活動代表者

理工学部長 青山 藤詞郎

青山 藤詞郎このプログラムは、アーヘン工科大学と理工学部の間で協議を重ねて作り上げられたもので、他にはないユニークで充実した内容になっています。このプログラムへの参加をステップに、さらなる国際経験を目指してください。

活動内容

●2007年度から2010年度までの各年度の受講者数は、20名、22名、20名、16名であった。受講後のアンケート調査によれば、「8割以上の目標が達成できた」という回答は全体のおおむね9割(87.5%)であった。また、プログラムへの参加の意義に関する設問に対してはほぼ全員が「他の人に勧める」と回答した。

●本講座の受講を奨励する目的で2009年度に理工学部総合教育科目として「ドイツ語・エンジニアリング在外研修」(2単位)を新設した。2009年度は受講者20名全員が秋学期履修登録をし、2010年度は13名が履修登録をした。

●受講者の中には大学入学時より本プログラムへの応募を目標にドイツ語の学習に励んでいたという者もおり、参加前からの学習意欲の向上にも貢献している。また、本プログラムをきっかけに1年以上の長期留学に興味を持ち、研修後、義塾派遣交換留学生としてドイツの大学に留学している学生も複数いる。また、今後も大学院レベルでの研究交流を含む国際プログラムへの参加者数の増加が見込まれる。

●2010年度より修士課程に進学した過去のアーヘンサマースクール参加者に対してアーヘン工科大学よりアーヘン工科大学にて再度学ぶための奨学金が提供されることとなった。2010年度はこの制度を利用して1名が6ヶ月間アーヘン工科大学にて研修をした。

 

参加者の声

公募プログラム

物理情報工学科2年

海外、外国人、留学への恐れが消えた。また文化も言語も民族も違う世界で生活してみて価値観も変わり視野も広くなった気がする。エンジニアリングの授業は学ぶと言うよりは将来に活かすための経験として非常に有意義なものであり英語での授業も少しだけわかるようになってきた。ドイツ語の授業は会話中心で実用的な力が身につき、日常的にドイツ語や英語を使うので、例えば単語帳を見たときに覚えが早くなるなどの言語への慣れが実感できた。日本を出る前とは違い英語の利用に抵抗がなくなり、ドイツ語も前よりも感覚がつかめた。


化学科2年

私はこのプログラムに参加して世界観が大きく変わりました。一緒に留学する慶應生だけでなく、他の国から来ている留学生・Buddyになってくれたドイツ人とも仲良くなれます。ドイツに3週間も滞在できる機会は滅多にありません。日本と大きく違う点は、ヨーロッパは様々な国が隣接していて、ものすごく国際的なことです。他の学生にもおすすめします。

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