2011年度公募プログラム

危機管理能力と意思決定を養うための総合的水泳教育プログラム

活動代表者

体育研究所准教授 石手 靖

石手 靖体育研究所は未来を切り拓くための行動力に溢れた塾生を育てることを目標としています。本プログラムは、その一環として慶應義塾の伝統である「塾生皆泳」の新たな構築を目指します。

活動内容

1.「楽しく安全な水泳教室 ~水に親しむ~ 」の開催
(1)小学生編
日程:2011/5/29,6/5,12,19,26,7/3,10,17の各日曜日、計8回
時間:9:00~11:00
場所:慶應義塾大学日吉キャンパス協生館地下1階 大学施設内プール
参加児童数:68名
テーマ:
第1回 ガイダンス、プール見学(競泳用、水球用、飛込用の3か所)
第2回 平泳ぎと立ち泳ぎ
第3回 スノーケリングの楽しみ方(※協力:セントラルスポーツ㈱)
第4回 背泳ぎ(エレメンタリーバックストローク)と着衣泳
第5回 クロールと潜水
第6回 第83回早慶対抗水上競技大会における高校水球戦の観戦
第7回 安全水泳(日本泳法の紹介や海の危険についての講習)
第8回 飛込体験、ボール遊び、お楽しみ会(※東日本大震災において被災された
児童生徒5名を招待して勇気と希望を与えるプログラムとした)

(2)社会人編
日程:2012/1/28(土)
時間:14:00~16:00
場所:慶應義塾大学日吉キャンパス協生館地下1階 大学施設内プール
参加者数:23名
主な内容:<講話>昔の泳ぎ(日本泳法)、現在の泳ぎ(近代泳法)、最先端の泳ぎ(競泳日本代表の泳ぎ)、未来の泳ぎ(競技水泳と安全水泳)
<実技>競泳4種(クロール、平泳ぎ、背泳ぎ、バタフライ)
順下⇒目標を定めながらの入水(救助、緊急回避、その他)
両手伸⇒急流を遡る
平伸⇒水深が浅いところを泳ぐ
立泳ぎ⇒水中での休憩・会話、物品運搬
エレメンタリーバックストローク
ヘルプサイン他
2.学会発表等
(1)演題名 「総合的水泳教育プログラムの実施報告」
   学会名 日本水泳・水中運動学会2011年次大会(2011年11月、東京)
(2)演題名 「Water safety education –One of the example of Japanese elementary school」
   学会名 13th Congress of the International Society for the History of Physical Education and Sport(2012年7月予定、ブラジル)
(3)タイトル 「水に親しむということ」
   冊子名 慶應義塾幼稚舎「仔馬」(第六十三巻第五号(通巻341)、2012年3月発行、P.258-260)

参加者の声

公募プログラム

参加児童保護者

定期的なスクールの開催を期待します。


参加児童保護者

厳しい指導を宜しくお願いします。苦しくても最後まであきらめないで出来る様になる学べる場になればと思います。

未来先導基金の取り組みにご賛同していただける方はこちらをご覧ください。

ご賛同いただける方はこちら

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