2012年度公募プログラム

「三田の家」:21世紀的学生街の創出に向けて

活動代表者

理工学部教授 熊倉 敬聡

熊倉敬聡三田の家はおかげさまで6年目を迎えました。来年度はさらに三田の家を「開き」「深め」ていくために、地域や塾員からの様々な企画にお応えするとともに、「三田自由大学」(仮称)を設立し、新たな学びの実験に挑戦します。

活動内容

1)「三田自由大学」(仮称)の設立準備として、各メンバー・スタッフの大学観、現在の研究・活動のプレゼンテーションを数回に分けて行い、「三田自由大学」のコンセプトの練り上げを行った。

2)岡原ゼミ、塩原ゼミがそれぞれ毎週金曜日と火曜日に、通常の教室では実現しがたい実験的授業・ワークショップを企画し実施した。

3)手塚と日向が、毎週月曜日、外国人留学生と日本人学生との「小さな国際交流」プログラムの企画し実施した。

4)塾生が主体となって企画する講演会、展覧会、コンサート、情報発信イベントなどの実施として例えば以下を行った。
岡原ゼミの学生たちが「カルチュラルタイフーン広島大会」(7月13日〜15日、広島女子学院大学)のブース企画としてパフォーマンスを上演した。
同ゼミの学生たちが、9月19日〜23日、韓国の光州ビエンナーレと釜山ビエンナーレ会場にてゲリラパフォーマンスを行った。

5)「芝の家」との共同企画の実施として、「ご近所イノベータ養成講座」研究会を4月より実施。講座自体の開講は、2013年4月の予定。

6)その他の企画として、「時空を超えて東北を旅する」(2013年2月16日、三田の家)を行った。東日本大震災からまもなく2年。九州を拠点に、詩、声、音楽を通じた東北支援の活動をつづける、目黒実、高月晶子、新井武人、saoriのユニットを迎え、朗読と即興演奏の集いを開催した。

 

参加者の声

公募プログラム

環境情報4年

研究会の学生、教授とともに芸術祭へおもむくことで、個人では発表の場をなかなか持てないパフォーマンスアートを実践する大変良い機会となった。また、ゲリラ的にパフォーマンスをするという企画ゆえに、観客集めの際には現地の韓国人の方々とコミュニケーションを持つこともできた。お互いを知らずとも、アートを通して表現者と鑑賞者の対話が生まれる可能性を実感した。

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