2014年度公募プログラム

剣道の国際交流およびハーバード大教育制度の体験プログラム

活動代表者

体育研究所教授 植田 史生

塾生がハーバード大学で一週間過ごす事により、剣道と日本文化を教えながら、アメリカの学生とともに練習外の時間に大学の授業に参加し、アメリカの教育制度と文化を経験するという本プログラムを作成しました。

活動内容

2月22日
21:49 Boston Logan Airport到着  
23:00~24:00 WelcomeParty  その後、ドミトリーとホテル組の2班に分かれ宿泊する。 23日
8:00~9:00 ハーバードの学生とともにAnnenberg食堂で朝食(~26)。
9:00~10:00 日本語(初級、5年)、マクロ経済理論
10:00~11:00化学結合とエネルギーの反応性、宗教学、現代科学理論、線形代数と実解析
11:00~12:00人生の意味、統計経済学、生物学の講義の中から自分が参加したい講義に出席する。昼食後、キャンパスツアーとBostonを歩く。
24日
9:00~11:30 マクロ経済理論、遺伝子学、ミクロ経済学、
11:30~13:00 世界史、古代歴史、物理学、
13:00~15:00 コンピューター科学、言語心理学、メディアと日本の女子文化論の講義をそれぞれ選択して出席する。
15:00~17:00ハーバードのNatural History Museumを見学する。
18:00~19:00 夕食後、剣道合同稽古 
21:00~23:00 Socialハーバード生と意見の交歓をする。その後、2班がRoom Transition。
25日
9:00~10:00 日本語(初級、5年)、カーボンに関する化学
10:00~11:00 上級化学、宗教学、現代化学、上級数学
11:00~12:00 哲学、統計経済学、生物学
13:00~14:00 日本語(2年)コンピューター工学、社会学の講義をそれぞれ選択して出席する。
15:00~18:00 Museum of Fine Arts in Boston を見学。
20:15~22:00剣道合同稽古
22:00~ Socialハーバード生と意見の交歓をする。
26日
10:00~11:30 マクロ経済理論、生物化学入門、東アジアの宗教
11:30~13:00 古代史、物理学
13:00~15:00 日本語(2年)、コンピューター科学入門、言語心理学、メディアと日本の女子文化論の講義をそれぞれ選択して出席する。
15:00~18:00 Free Time 
18:50~20:15剣道合同稽古 
21:00~23:00 Farewell Dinner
27日
5:00 Boston Logan Airportへ出発 
7:01 Return Flight Departs 

以上のように、ハーバード生と寝食を共にして講義にも参加し、剣道を通して素晴らしい友人(ハーバード生のみならず慶應生同士も)を作ることができたことは一生の宝だと思います。また、このプログラムに参加したことによって国際的コミュニケーションの重要性を再認識するとともに、かけがえのない経験をしたと思います。

 

参加者の声

公募プログラム

法学部 2年

今回のハーバード剣道交流プログラムでは、ハーバード大学における世界各国の同世代の学生と交流する機会がたくさんあり、充実した時間を過ごす事ができました。剣道の稽古は勿論のこと、その他の時間においてもハーバード剣道部の学生と交流した時間は、私にとって刺激的なものでした。授業においては、授業の内容事態興味深いものばかりで、それ以上に、全員が真剣に先生の言葉に耳を傾け、集中している姿に感動しました。また、将来の夢やこれまでの経歴などについて語り合ったソーシャルの時間は私にとってかけがえのないものになりました。


商学部 3年

私にとって、海外の大学を訪れるのは初めての経験でした。しかし、ハーバードの学生らは大変親切で、すぐにその不安はなくなりました。学生たちは気遣いができるだけでなく、とても勤勉でした。歓迎会が0時頃に終わり、私はその晩泊まるハーバード生の寮に案内されました。ホストの学生に「遅くまでありがとうございます。早めに休んでください。」と声をかけたところ、彼は「今晩は勉強します。寝ません。」と言いました。「ハーバードは寝ない」と聞いたことがあるのですが、事実だったようです。なお、彼は私の滞在した4日のうち3日は徹夜で勉強をしていました。ハーバード大学に滞在した4日間、同校の授業を受けました。授業内容は慶應義塾大学で学んでいることと、さほど変わらなかったのですが、決定的に違うことは、学生の授業に取り組む姿勢でした。授業風景からは、学生の授業に対する貪欲で真摯な姿勢を感じました。

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