2015年度公募プログラム

フランス短期研修による産学共同・国際人育成プログラム

活動代表者

商学部准教授 フィリップ・コミネッティ

一週間フランスのストラスブールに滞在し、EU関連の国際機関、在仏日系企業、ストラスブール大学との交流をします。将来フランス留学をめざす方、世界を舞台に働くことを考えている方など積極的な参加を期待しています。

活動内容

5月20日 第1回説明会(兼前年度研修報告会) 前年度に商学部内で試行的に行なった研修の報告会を兼ねた説明会を行なった。
10月21・22日 第2・3回説明会 研修概要・申し込み方法等の説明会
11月13日 参加希望者面接 33名の参加希望者から書類審査・面接審査を経て20名を選抜(文3名、経1名、法8名、商8名)
12月5日 第1回事前研修 研修の具体的なプログラムの説明・実際に用いるフランス語表現についての演習
2月4日 第2回事前研修 研修内容についての調査結果の報告会、フランス語の演習、CEEJA顧問(元NECフランス支社長・塾員)吉田譲氏の講演
3月2日 研修初日 フランス到着。歓迎会にてフランス語による自己紹介。
3月3日 研修2日目 授業・在仏日系企業AKIRA社員によるレクチャー、元ボーフム大学教授R・マティアス教授による欧州における日本産業の授業のレクチャー、CEEJA所長A・クライン氏によるアルザスと日本の関係についての講演
3月4日 研修3日目 授業、EU議会訪問、欧州人権裁判所訪問、レストラン実習
3月5日 研修4日目 授業、ドイツのフライブルク・ヴォーバン環境地区訪問、フライブルク旧市街訪問、歴史建造物ヌフ・ブリザック訪問
3月6日 研修5日目 アルザス地方の村の散策、CEEJAでの館内学習
3月7日 研修6日目 授業、ミュールーズ市織物博物館見学、三菱重工欧州工場見学
3月8日 研修7日目 リクヴィル村観光産業見学、リコー仏工場見学、授業
3月9日 研修8日目 ストラスブール大学経済学部特別講義、ストラスブール大学日本語学科合同授業、ストラスブール大学学生との交流
3月10日 研修最終日 研修のまとめ、帰国(日本着は11日)

上記のように、連日各地を訪問し講演聴講や見学等を行なった。それに先立ち、研修内容に関わるレクチャーおよびその際に使用されるフランス語の演習を授業形式で行なった。
 成果としては、欧州機関、在仏日本企業、ストラスブール大学、アルザス地方の特殊性や歴史的位置づけ、独仏の対比などのさまざまな点で具体的な知見を得ることができたほか、実践的なフランス語を習得することができた。

参加者の声

公募プログラム

商学部1年

今回の研修に参加する前は、学びはじめたフランス語を使って見る機会がほしいと漠然と考えていました。しかし実際に研修に参加してみると、毎日さまざまな言語を使う先生方やスタッフの方を見たり、EU議会や企業見学で現場を見て、多くの刺激を受け、自分の将来に対する意識も変わりました。


文学部1年

日本で学んでいた活用の難しい味気ないフランス語だが、現地の人とコミュニケーションをとれたことがフランス語を学ぼうという気持ちにつながった。フランスの文化に触れることで自分の日本で培ってきた価値観が相対化されるのが面白かった。

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