2016年度公募プログラム

[医学部]

Academy of Cancer Experts Oncology Leadership School

活動代表者

医学部先端医科学研究所教授 佐谷秀行

佐谷 秀行がん治療は今や患者さんを中心として医師、看護師、薬剤師をはじめとする多職種の人々が協力して行うことが世界的なアプローチです。本プログラムにより、国際水準のがんチーム医療のエキスパートを育成します。

活動内容

Ⅰ. Interactive Session for Young Investigators
2016年5月13日にMD Anderson Cancer CenterよりDr Naoto Ueno, Dr Jeniffer Wargo, Dr James Reuben を演者としてお招きし、大学院生、ポスドクを中心とした計15名の若手研究者との交流会を行った。それぞれの講師からは彼らの現在の研究内容や専門分野についての紹介の他、現在研究者としての立場に至るまでのキャリア形成や研究テーマの探し方、研究をすすめる上でのcollaborationの重要性などを自らの経験に基づいて紹介していただいた。若手研究者2名からも現在行っている研究の発表があり、講師からそれぞれの研究内容についての改善点や今後の共同研究の提案がなされた。直接海外の研究者と交流することの少ない若手研究者にとって、直接自分の研究内容を発表したり、紹介し、意見交換する貴重な機会となったと共に、発表をした2名の研究については今後の共同研究の可能性を広げる機会となった。

Ⅱ. 5th Career Development Seminar がん医療におけるコラボレーションに基づく
キャリアディベロップメント ~日々の疑問をどうチームで研究・解決に導いていくのか~
2016年5月15日に国立がん研究センター東病院の西川博嘉先生、東京大学大学院の山本則子先生、MD Anderson Cancer CenterよりDr Steven Linをお招きし、academic medicineにおけるキャリア形成、チーム形成の重要性について各講師の経験をお話いただくとともに、会場とのパネルディスカッションで今後に関する貴重なアドバイスをいただいた。慶應義塾大学医学部、横浜市立大学、千葉大学、東京女子医科大学の学生を含む、計47名の参加者にとって将来を考えるための貴重な機会となった。

未来先導基金の取り組みにご賛同していただける方はこちらをご覧ください。

ご賛同いただける方はこちら

ページの先頭に戻る