活動代表者

薬学部准教授　漆原尚巳

薬学科6年生、薬学研究科修士2年生および1年生の計4名が参加し、6月の2週間にわたり実施されました。米国で医薬品開発のレギュラトリーサイエンスに係る産官学の各関係者との深い議論を通じ貴重な経験を得ました｡2016年度も続けて6名公募する予定です。

公募の対象者は、2016年度薬学研究科大学院生、もしくは薬学部薬学科6年生とし、募集人数は6名とした。出願資格は原則としてTOEIC750点以上とした。選考方法は2段階選考とし、第1次書類選考では志望動機及び語学能力の確認を実施した。第2次口頭試問では、第1次選考通過者に対し英語にて、志望動機と基礎知識の確認、英語討議能力の確認を行った。応募人数全3名から、第1次選考通過者3名、第2次口頭審査受験者3名、うち3名が合格者として選抜された。
・米国研修開始前の事前学習
2016年4月12日から、3日間6コマ計9時間相当分（6月7日外部セミナーGHIT annual partners meeting参加分含む　2コマ相当）にて実施した。本プログラム全体の目的と概要、ICHと日本の国際的な位置づけ、薬事法、International Pharmaceutical Affairs、FDAとPhRMA、及びグローバル企業の戦略、米国製薬企業のR＆D戦略等、Global Healthにおける開発戦略とビジネスモデル
・米国研修
2016年6月16日から、7月2日までの16日間にわたり引率教員3名によって実施され、参加学生3名全員が無事全日程を終了した。おもな訪問研修先は以下の通り。
June 17　University of Washington, School of Pharmacy, Seattle
June 18　Bill and Melinda Gates Foundation, Seattle
June 20　Parexel International Headquarter, Waltham
June 21　H3 biomedicine Inc., Boston Cambridge
June 22　FDA Center for Drug Evaluation and Research, Division of Drug Information, White Oak
June 23　United States Pharmacopoeia Convention, Rockville
June 24　National Health Institute and National Cancer Institute, Bethesda and Frederick
June 26 – July 1　DIA Americas Annual Meeting 52th, Philadelphia

2016年11月29日　海外アドバンスト病院実習報告会・未来先導公募プログラム報告会にて参加学生全員による英語プレゼンテーションにより研修成果を確認した。また、別途参加学生より英文の報告書を提出させた。