2016年度公募プログラム

[フランス語部門]

フランス短期研修による産学共同・国際人育成プログラム

活動代表者

商学部専任講師 渡名喜庸哲

一週間フランス・アルザス地方の研修施設に滞在し、欧州議会・欧州評議会などの国際機関、在仏日系企業、ストラスブール大学学生との交流をします。将来フランス留学をめざす方、世界を舞台に働くことを考えている方など積極的な参加を期待しています。

活動内容

2016年
5月 第一回説明会兼前年度研修報告会(説明会内で、ANA総研細井氏の講演会を実施)
10月 第二回・第三回説明会を実施・応募開始
11月 書類および面接での選抜試験を実施し、20名の参加者を選抜
12月 第一回事前研修

2017年
2月 第二回事前研修
(元NECフランス社長・塾員の吉田氏講演会を実施)
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3月 11日〜20日 フランス短期研修の実施
1日目 フランス到着、アンドレ・クラインCEEJA所長講演(仏語)、ウェルカム・パーティ
2日目 三菱重工アルザス工場、リコー・アルザス工場への訪問。リックヴィル村の観光産業見学
3日目 ストラスブール大学経済学部J.-A.エロー教授特別授業(英語)、在ストラスブール日本国総領事の講演
4日目 欧州議会見学、ストラスブール大学日本学科との合同授業(仏語)
5日目 マールブルク大学パウワー元教授の講演(日本語)、カイゼルスベルク村・エギスハイム村の観光産業見学、ミュールーズ市染織博物館見学
6日目 欧州評議会見学、ナッツヴァイラー強制収容所見学
7日目 アキラ社北島氏講演(日本語)、ドイツ・フライブルク市環境保護地区見学・同市の環境政策についての講義(英語)
8日目 参加者による最終プレゼンテーション、帰国(翌日著)
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5月 報告会の実施

【活動成果】
 以上のように、本研修では、ストラスブール大学との連携のもと、フランスおよびドイツを舞台に欧州における政治、経済、産業、歴史、文化といったさまざまな側面を横断する幅広い視野を涵養することを目的としたプログラムを実施した。参加学生にとって、主に次の点で成果があった。第一に、研修におけるいくつかの講演やストラスブール大学学生との合同授業を通じて生きたフランス語に触れ、フランス語学習へのいっそうの動機付けにつながった点である。第二に、欧州議会等の国際機関の見学や、在仏日系企業への訪問を通じて、国際的な舞台で働く人々と直に触れることができた。こうした経験は、参加者の今後の大学における勉学はもとより、将来の進路選択にとって有益な具体的な体験となるだろう。

参加者の声

公募プログラム

商学部2年

今までの商学部の学びから得たことを踏まえて研修に臨み、自分の進路を見つめなおす良いきっかけとなりました。フランスはもちろん、欧州評議会やドイツの街、さらにはフランス人以外の人々とも交流できたことで、国際交流、グローバリゼーションについて認識を改める機会となり、とても充実した研修生活を送ることができました


法学部1年

私はこの研修を通じ多くのことを学びました。フランスにある国際機関やドイツの環境保護地区などの知識はもちろん、フランスでの生活やフランス人の雰囲気など、幅広くフランス、ドイツのことを知ることができました。これからは私がこの研修で特に興味をもったことについて自主的に勉強していきます。具体的には欧州でさまざまな問題に対しどのように解決されていくか注目すること、ナチスに関する本を読み、その理解を深めること、環境保護地区に関してヴォーバン地区以外の場所や今回学んだ以外の環境保護対策を調べて行くことなどです。

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