2017年度公募プログラム

[理工学部]

Exchange Program with Top-Ranked Universities in Asia : from Education to Research

活動代表者

理工学部教授 泰岡顕治

アジアの有力大学との交流を学部二年生の工場見学から大学院生による研究活動まで総合的に行います。激動、躍進するアジアにおける大学との交流から刺激を受けながら義塾の力を高め、アジアでの存在感を高めて参ります。

活動内容

アジアの有力大学との教育および研究面での交流を通じ、国際的競争力の強化につながる刺激的な活動の場を提供した。具体的には、既に交流のある韓国の延世大学、高麗大学および釜山国立大学と学部教育交流に加えて研究上の交流へと発展させた。一方、シンガポール国立大学およびナンヤン工科大学との交流については、修士課程学生の派遣と研究ワークショップならびに研究インターンシップを実施した。
具体的な活動内容を以下に示す。
【釜山国立大学との学部教育交流】
実施日:2018年2月18〜22日
参加人数:塾生8名 + 釜山国立大学学生8名,教員6名(慶應2名,釜山4名)
内容:工場見学(LG Electronics,DooSan Heavy Industries & Construction,POSCO,Hyundai Motor,Hyundai Heavy Industry)
【延世大学・高麗大学との研究ワークショップ】
実施日:2017年9月10〜13日
参加人数:塾生5名 + 延世大学学生5名 + 高麗大学学生5名,教員7名(慶應3名,延世2名,高麗2名)
内容:研究紹介の口頭発表,延世大学・高麗大学での研究室見学
【延世大学での研究インターンシップ】
実施日:2017年9月2〜28日
参加人数:塾生1名
内容:数値流体力学に関する研究インターンシップ
【シンガポール国立大学・ナンヤン工科大学との研究ワークショップ】
実施日:2017年9月4日〜9月7日
参加人数:塾生5名 + シンガポール国立大学学生10名 + ナンヤン工科大学学生10名,教員4名(慶應2名,シンガポール国立大学1名,ナンヤン工科大学1名)
内容:研究紹介の口頭発表,シンガポール国立大学・ナンヤン工科大学での研究室見学
【シンガポール国立大学での研究インターンシップ】
実施日:2017年8月26日〜9月24日
参加人数:塾生1名
内容:ハイドレートを媒体としたエネルギー利用技術に関する研究インターンシップ

 

参加者の声

公募プログラム

理工学研究科修士2年

大韓民国に滞在中、高麗大学校と延世大学校を訪問し、各大学校の大学院生らとともに研究発表や研究室見学を行った。自分と同じ分野の研究に取り組む学生を目の当たりにし、自分も負けぬよう研究成果を出さねばと身にしみて感じた。また、今回の研究交流を通じ印象に残ったことは、学生の英語力と博士課程への進学率の高さである。この事実を我が国の学生の間で問題として共有し、我が国の現状が引き起こす結果とこの事実にどう向き合っていくかを考えるべきであると感じた。

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