2017年度公募プログラム

[商学部]

商学部Global Passport Program (GPP) Overseas Field Trips

活動代表者

商学部教授 白井美由里

白井美由里本プログラムでは、訪問先の経済や産業、ならびにグローバル社会で活躍する企業の戦略や課題などを学ぶ機会を提供しています。企業、現地の大学、地域政府などを訪問し、交流を深めます。

活動内容

本プログラムの特徴は,シンガポールマネジメント大学の関連組織であり、ソーシャル・イノベーションを専門とするLien Center for Social InnovationにアレンジしていただいたSocial Innovation & Value Creation in Businessというプログラムに参加したことです。
具体的なスケジュールは以下の通りです。
2月5日 Hotel Royal at Queens到着
2月6日 企業訪問(City Development Limited/Singapore Sustainability Academy)、
セミナー(テーマ:Corporate Shared Responsibility)
2月7日 セミナー(テーマ:Evaluating Impact for Business with a Social Mission)、
企業訪問(DBS Foundation)
2月8日 セミナー(テーマ:The Business of Social Innovation)、企業訪問(Better Barista)
2月9日 セミナー(テーマ:The Social Entrepreneur’s Toolbox)、
若手の起業家とのディスカッション、修了式、キャンパスツアー
2月10日 Free day

ソーシャル・イノベーションに関するセミナーだけでなく、成功している現地企業を訪問し、代表者に実際の活動について説明してもらうことで、ソーシャル・イノベーションやソーシャル・アントレプレナーシップの他、社会や環境保全への貢献と利益の確保の両方を目指す新しいビジネスについて理解を深めることができました。社会や環境保全に貢献しながら利益も得るという考え方は日本ではまだ浸透しておらず、このプログラムに参加することによって、その新しいトレンドを学べたことは貴重な経験となりました。代表者は皆、熱意のある方々ばかりで、仕事への誇りと意気込みが伝わり、感銘を受けました。また、参加した学生全員が質問をしたり、意見を述べたり、代表者や講師の方々と交流したりする機会を十分に持つことができ、有意義な研修になりました。

参加者の声

公募プログラム

商学部3年

今回のシンガポールでのOFTを通し、企業の社会的責任やソーシャル・イノベーションについて見聞を広めることが出来ました。企業訪問では、実際のビジネスの現場を体験でき、また若い社会起業家の方との対談は、起業のリスクやビジネス拡大の方針などの話が大変興味深かったです。メンバーと街を散策した時には、多国籍な文化を肌で感じることができました。アジアで最大級の貿易国シンガポールに行ったことで、様々な角度から世界の経済を見ることの重要性を学び、また将来の自分のキャリアについて考え直す実りの多い研修となりました。


商学部3年

OFTでは、ソーシャル・イノベーションという、普段日本であまり学ばれていない分野について知見を深めることができました。日本では社会事業は非営利団体が行うものというイメージが強いですが、シンガポールでは、マネタイズを重視するソーシャルビジネスも数多く存在します。講義や会社訪問ではビジネスモデルやそこで働く人の思いを感じ、日本でもソーシャルビジネスを広めたいと感じました。また、現地の起業家学生とのトークセッションも刺激的でした。そこで築けたネットワークは、私にとってかけがえのない財産です。

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