2018年度公募プログラム

[理工学部]

アーヘン工科大学春季講座(「Keio-Aachenスプリングスクール」)

活動代表者

理工学部教授 横山由広

ドイツ アーヘン工科大学の言語センターが特に慶應の学生諸君のために企画した、ドイツ語・ドイツ文化研修を中心とする春休み20日間の現地研修プログラムです。ドイツ語の初歩を学習済みであれば、どの学部・研究科からも参加できます。

活動内容

12名程度の募集人数に対して15名(理工学部3年1名、2年2名、1年6名;文学部2年4名;経済学部2年1名、1年1名)が、2019年2月27日(水)~ 3月18日(月)にアーヘン工科大学にて実施された標記講座に参加して、主に以下のモジュールから成る研修プログラムを受講した。
1)ドイツ語コース: 先方と塾のドイツ語教員との間の意見交換を経て準備したカリキュラムで、参加学生の習熟度に応じた実践的な教育指導が行なわれた。
2)ドイツ語・ドイツ文化プロジェクト: 講座中期の週末のホームステイを通じてドイツ語運用を実践し、ドイツ文化を実地に体験した。特に今回は「ばらの月曜日」(3月4日)のカーニヴァル仮装行列を実地に見聞することができた。また、アーヘン近郊モンシャウを見学した。
3)ヨーロッパコース: ドイツ・ベルギー・オランダ3国の国境に位置するアーヘンでEU主要国としてのドイツを体験した。マーストリヒトへの遠足、欧州議会のあるブリュッセルへのエクスカーションも実施された。
4)現地の日本語学習者とのコラボレーション: アーヘンで日本語を学習している学生との協同学習を通じて相互に異文化理解を深めることができた。
5)キャンパスツアー: ドイツ有数の工科大学であるアーヘン工科大学の研究施設を見学して、技術立国ドイツへの知見を深めることができた。
今回の応募者は21名で、第2回の27名(うち選考に合格して講座に参加したのは10名)には及ばなかったものの、前回(第3回)の11名(出願受付期間を当初より延長、全員が選考に合格して講座に参加)からほぼ倍増した(なお第1回は応募8名、うち選考合格・講座参加7名)。プログラムの慶應側の主な活動メンバーからは、粂田理工学部専任講師と杉山理工学部助教が3月5日アーヘン着・8日アーヘン発の日程で講座の実施状況を視察するとともに、アーヘン工科大学言語センターのセンター長と標記講座授業担当者、および同大学国際交流課アジア・アフリカ地域担当者と面談した。

参加者の声

公募プログラム

理工学部1年

積極的に発言することや、ドイツの学生・日本の学生と仲良くなりコミュニティを広げることはできたと思っている。ドイツ語がまだまだ未熟であるので、もっと勉強してからまたドイツを訪問したい。とても充実した3週間を過ごすことができた。ドイツ語、英語、自身の専門分野に関する知識を十分に身に着けて、またドイツへ行き、今回出会ったスタッフやバディと話したい。


文学部2年

このプログラムに参加したことで驚くほど有意義な春休みを過ごすことができました。また語学力だけでなく素晴らしい友人に出会えたため、本当に参加してよかったと思います。現地のスタッフの方を始め、アーヘン工科大学の学生や一緒にプログラムに参加した慶応の学生、皆とてもいい人ばかりでこのプログラムが本当に充実したものになりました。本当にありがとうございます。もし参加するか迷っている方がいたら絶対に参加するべきだと思います!

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