2019年度公募プログラム

[法学部]

カンボジア特別法廷と平和の構築―人権・裁判・歴史のトリアーデ

活動代表者

法学部長 岩谷十郎

岩谷十郎ポル・ポト体制下で行われた虐殺、粛清、強制労働等の施設跡を訪ねつつ、その罪を現在において裁き続けるカンボジア特別法廷(ECCC)の存在と意義について、現地の法律家や大学生と交流を図りながら考えてゆきましょう。

活動内容

3月3日~10日に予定されていたカンボジアでの現地研修に先立ち、以下のとおり事前研修を行った。

【1】2019年11月30日(土)①②オリエンテーション

【2】2019年12月14日(土)③カンボジアの歴史と社会/④カンボジア法の過去と現在
担当:傘谷祐之(名古屋大学CALE特任講師)、大屋雄裕

【3】2019年12月21日(土)⑤クメール・ルージュ時代のカンボジアとその後
/⑥国際人権問題と国際法・国際社会
担当:山田裕史(新潟国際情報医大学国際学部准教授)、萩原能久、尹仁河

【4】2020年 1月18日(土)⑦国際刑事裁判所と特別法廷/⑧カンボジア特別法廷
担当:野口元郎(外務省・元カンボジア特別法廷判事)、オステン・フィリップ
(※いずれも三田キャンパスにて実施)

事前研修後、カンボジアの関連機関とも3月の研修について調整・準備を進めていたが、新型肺炎(COVID-19)の感染拡大を受け、渡航は危険であると判断し2月21日付で海外研修の中止を決定した。

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