2014年度公募プログラム
自然大好き児童の育成 -自然検定プロジェクト(その3)-
活動代表者
幼稚舎教諭 相場 博明
自然検定プロジェクトは3年目となり、いよいよ完成年度となりました。昨年は9つの自然検定(貝殻、蝶、植物、甲虫、岩石、化石、恐竜、宇宙、野鳥)に新たに魚と哺乳類の2 つが加わり、合計11のジャンルができました。さらに、ランキング表示とアバター表示も可能になり、より児童が楽しく夢中になるようなシステムにバージョ ンアップしました。今年はさらにタブレット端末対応、web版の開発も行い、最終的な完成を目指します。そして、このプロジェクトが幼稚舎を核として多くの学校に広がり定着することを願っています。

日本理科教育学会全国大会(愛媛県松山市)、日本私立小学校連合会夏期全国研修大会(大阪府)において、本プログラムを紹介した。その結果、多くの学校が趣旨に賛同し、本プロジェクトの参加を表明してくれた。参加してくれた学校は小学校27校、中学校6校、高等学校1校、大学6校、その他教育機関4校の計44校になった。参加校は日本各地に渡っており、この結果、自然検定シスメムが確実に全国に広がることになった。
また、今年度は自然検定の標本数をさらに増やすことができた。その結果、11のジャンルで、1865種類の標本および写真を用意することができた。これにより高品質の自然検定に改良することができた。さらに、タブレット端末対応のシステムも開発した。これにより、自然検定がより利用しやすい環境になった。