福澤諭吉記念文明塾・参加者の声一覧

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先輩方の知と汗に学ぶ機会が得られた

野村ホールディングス株式会社山川 敦子

慶應義塾の歴史や福澤先生の思想などについて、はじめて本格的に学ぶ機会を持つことができたと思います。「先導者」という言葉の旧くて新しい理念は、大変勉強になりました。

印象に残っているのは、世代や学部・業種を超えていろいろな方とお知り合いになり、議論できたことです。また、普段お目にかかることのできない、他社の トップの方々を間近にして臨場感に溢れるお話しを伺ったことは、大きな財産になりました。

普段と違った世界を覗き見て、世の中と自分を振り返り、先輩方の知と汗に学ぶ機会がここまで揃うことは、人生そんなにありません。世界を拡げるというこ とは、人生と人間の幅を拡げることです。福澤文明塾のプログラムは決して楽な内容ではありませんが、チャレンジする価値が大いにあると思います。

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リーダーシップの理想像は一つではない

キッコーマン株式会社前田 秀晃

高巖先生や郷原信郎先生をはじめとして、経営の現場を知り尽くしている方が実際の事例に基づいて論じるコンプライアンス観は、説得力がありました。

北城恪太郎氏と小林陽太郎氏については、お話される内容から入社前・入社後の人生経験まで、非常に対照的でした。お二人のお話を通じて、リーダーシップの理想像は一つではないことを知ることができました。

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学ぶことの楽しさをとことん追求できる環境がある

大学院経済学研究科 修士2年谷 美里

様々な方面で活躍されている社会人の方々や、自分とは異なる分野の勉強をしている学生たちと一緒に学べることに、大変魅力を感じました。入塾の際に、自 分とは違う発想の人たちと触れ合い意見し合うことにより、自分の考え方や発想を柔軟にしていきたいと意識していたことを覚えています。

講演の後には毎回必ず長時間のディスカッションがあり、私はここで相当鍛えられました。いつでも質問もしくはコメントができるよう、頭の中を整理しなが らお話を伺う習慣がつきました。また、議論を活性化させる質問や意見ができるように心がけることで、さらに力がついたと思います。

グループワークでは、自分一人で勉強をしたり論文を書いたりするのとは、また違った楽しさを味わいました。自分一人では到底思い付かないような意見が飛 び交い、それらが上手く融合して、未知のものが出来上がっていくプロセスがとても面白く、また勉強になりました。

常に明確な目標を持って取り組むことで、どこまででも自分を成長させてくれ、学ぶことの楽しさをとことん追求できる環境が、ここにはあります。世界で活 躍されている方と直接お話できる機会はそうないですし、社会人の方と一緒にグループワークを行える機会も滅多にないはずです。こんなに贅沢に学べる環境は 他にはないと、いくつかの勉強会やプロジェクトに参加してみて、改めて強く感じています。

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他学部の学生や社会人の方々との交流できたことは最高の思い出

大学院理工学研究科総合デザイン工学専攻 修士2年今岡 祐

福澤文明塾に入塾した理由は二つあります。一つは、様々な分野からいらっしゃる講師の方々の考え方・物の見方・人生観を通して、自分に新しい視点や気付 きを取り入れたかったからです。もう一つの理由は、クラスメイトとの交流を通じて、他の学部や社会人の方々の考え方を学びたかったからです。

文明塾の講演の中で、特に印象に残っているのが北城恪太郎さん(経済同友会前代表幹事)のお話です。お人柄、考え方、人生観とも素晴らしく、今後はこの ような人を目標にしたいと思いました。また、ビジネススクールから講師がいらっしゃって経営戦略論を勉強した際には、戦略の裏にあるリーダーの人間性や人 生観まで垣間見ることができて、非常に面白かったです。

文明塾のプログラムは、就職活動で複数の企業から内々定をいただき、どの会社に就職しようか悩んでいた頃にスタートしました。第一線で活躍される講師の 方々のお話を聞いているうちに、「会社は何のために存在するのだろう?」、「自分は何のために働くのだろう?」という考えが芽生えはじめました。結果とし て、自分自身の中である価値観にたどりつき、納得のいく就職先を選ぶことができたと思っています。

いま振り返ってみると、他学部の学生や社会人の方々との交流できたことは、最高の思い出です。三田のファミリーレストランに行って徹夜でグループ発表の準備をしたあとに矢上の研究室へ直行したり、睡眠不足で臨んだ発表後の打ち上げで仲間から介抱されたりしたことは最高の経験です。こんな経験も文明塾だか らできたのだろうと、いま改めて思います。

多くの方々が、文明塾での経験を通じて何か新しい気づきを得られることを祈っています。

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「半学半教」の精神を十分に生かし、仲間とお互いを磨きあう

看護医療学部4年漆原 万里子

看護医療学部では必修科目や実習が多く、授業以外の勉強をする機会がなかなかありませんでした。4年生になって時間に余裕ができたことから、他学部や医療関係以外の学習をすることで自分の視野を広げることができると思い、入塾を決意しました。

看護の勉強では、人間の生理学的反応や感情など、目に見えない物事を見通しながら人をケアすることについて学んできました。一方、福澤文明塾でケースス タディやグループワークを行った際には、企業の業績や株価など、可視化できる要素の分析を出発点として、しだいに組織や人材に焦点をフォーカスするという 思考プロセスを学びました。こうした違いに受講当初は衝撃を受けましたし、講義についていくのにも苦労しました。

しかし、どのリーダーも「誠実さ」を強調されていた点は共通しており、人として大切なことはどのような分野であっても同じであると知ることができまし た。こうした経験を通じて、私はこれから目指すべき方向性の軸を作ることができたと思います。

福澤文明塾は総合大学としての強みや「半学半教」の精神を十分に生かしていて、看護医療学部以外の仲間とお互いを磨きあうことができます。そして、そこ で得た知識や思考は、医療の世界へ戻ったときに必ず自分の力として還元できると思います。ぜひ、看護医療学部の後輩にも入塾してほしいと思っています。

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