2025年度公募プログラム
[環境情報学部]
サステイナブルキャンパスプログラム
活動代表者
環境情報学部長 一ノ瀬友博
湘南藤沢キャンパス(SFC)のサステイナブルキャンパスプログラムは、3年目を迎えました。SFCの全ての部局が参加し、横断的にサステイナブルなキャンパス、サステイナブルな地域づくりを目指しています。

本プログラムはサステイナブルキャンパスをアウトカムとして設定し、7つのプロジェクトから構成される。
CNプロジェクトでは、SFCにおける省エネ、創エネのさらなる積み上げを目指す。加えて、SFC内外での営農型太陽光発電実証など、様々な相乗効果(農家の収益向上や気候変動への適応効果等)を有する取組みを通じて遠藤・御所見地域と連携したカーボンニュートラル実現可能性を検討する。資源循環プロジェクトでは、プラスチック容器の削減(弁当容器やペットボトル)、リサイクルボックスの配置や表示などにより、SFCにおいて行動変容を起こす方法を検討する。自然環境プロジェクトでは、SFCと南三陸の慶應の森の生物相モニタリングを継続するとともに、SFC内の自然再生を進める。和田研究会、一ノ瀬研究会で連携して、SFCで発生するバイオマスの利活用についても検討する。健康と地域プロジェクトでは、藤沢市の「地域の縁側」をベースに高齢者や子どもたちが自らの健康と環境との関係を学び実践するための場を、秋山研究室、看護医療学部の石川志麻研究室、健康マネジメント研究科小熊祐子研究室等と協働して推進する。またスマホアプリを用いた行動変容を促す仕組みを研究する。食と農プロジェクトでは、長谷部研究会で進めてきた農業を通じた地域との連携を継続するため、遠藤・御所見地区において、藤沢市農業体験型市民農園(水田)を利用し、学生の農業体験を推進するとともに、SFCにおける地産地消を検討する。SBCプロジェクトは、石川教授、松川准教授を中心に、SFCの実験的な取り組みを進める場であるβビレッジにおいて、各プロジェクトが積み上げた成果を具体的に実装する。高等部における環境プロジェクトでは、これまで行ってきた藤沢市内の学校におけるアウトリーチを継続するとともに、大学・大学院における6つのプロジェクトと連携する。ICT担当教員の指導の下にICT技術の積極的な活用を図る。また、塾生会議での議論は本プログラムとも関係するものも多いため