2025年度公募プログラム
[幼稚舎]
慶應義塾で学ぶ意義を留学生と考えるウィンターキャンプ
活動代表者
幼稚舎教諭 小山太輝
慶應義塾で学ぶ留学生に、福澤と雪と美味しい和食を見て・知って・感じてほしい!その願いから生まれたプログラムです。現地の子とも交われるアットホームな赤倉山荘で、慶應義塾ならではの学びと体験、「人間交際」の場をみんなで創ります。

本プログラムでは新潟県妙高市にある慶應義塾赤倉山荘で①フィールドワーク②授業③グループディスカッションを行う。
①フィールドワークでは参加者を複数のグループに分け、アイスブレークもかねて雪を使ったグループワークを行う。具体的には雪だるま作りやかまくら作りなど、雪に触れ合うとともに複数名での協力が必要な作業を行うことによって参加者間の交流を図る。また、フィールドワーク後は赤倉山荘に設置されている温泉での入浴も可能であり、夕食も赤倉山荘で現地の食材を使用した日本食を食べることによって日本の四季や文化を体験してもらう。
②授業では福澤研究センター所員の小山太輝をコーディネーターとし(慶應義塾大学新人職員の研修において「慶應義塾と福澤」についてのWSの実績あり)、福澤先生の生い立ちや教育に関する考え方、慶應義塾の理念などについて学ぶ。それにより慶應義塾の精神に対する理解を深め、本塾で学ぶ意義を考える。
③グループディスカッションでは福澤先生の考えを学んだうえで、各留学生が慶應義塾の精神と自国での教育システムの共通点や相違点について議論する。そしてその中で自国に戻ってから自大学に取り入れてほしい慶應義塾の考え方や、逆に慶應義塾に取り入れてほしい自国の考え方や制度などを発表する。
以上の企画を通して、本プログラムでは留学生同士が交流すると同時に留学生たちが普段は接する機会の少ない冬季日本の文化を体験する。そして留学生たちに慶應義塾で学ぶ意義を考えてもらうと同時に、慶應義塾が世界各国の学術機関から吸収できるシステムや考え方を検討する。