2006年度公募プログラム一覧

1. 経済学研究科・商学研究科21世紀COEプログラムコンファレンス
「市場の質に関する理論形成とパネル実証分析」-構造的経済政策の構築に向けて-

  • ・アジアの貿易・資金フローに関する国際コンファレンス (2006年11月23日)
  • ・国際コンファレンス「金融仲介業の競争力について」 (2006年12月15日)
  • ・国際貿易論の実証研究の国際コンファレンス (2007年2月9日~10日)

金融庁との合同国際コンファレンス「金融仲介業の競争力について」の参加者は、学者・政策担当者・金融関係者から、経済政策の最前線の議論を学ぶことができました。

2. 未来先導型海外研修「延世大学春季講座」 (2007年2月6日~23日)

韓国の名門延世大学で、政治・経済・社会・文化など多岐にわたる講義を受講しました。講義の合間には、韓国語の講座、慶州ツアー、国立博物館見学、テコンドー教室などバラエティに富むプログラムにも参加し、塾生達は韓国の今を体験するとともに、延世大学生との交流を深めました。

参加者の声

経済学部

以前から韓国には感心を持っていましたが、「延世大学春季講座」 を通じて、韓国に対する知的好奇心はさらに強まりました。
全10回にわたる講義で扱われた韓国の経済や政治といったテーマを今後一層探求したいと思ったこと、そして現地の多くの韓国の方々と接したことで、彼らの物事に対する考え方をより深く知りたいと感じました。
国際化が叫ばれる現在、日本とともにアジア先導していく韓国や、韓国の方々を理解することは、非常に有益であると確信しています。 今回の経験は、そのような理解を深めるための大きな一歩となりました。
今後も継続してお互いの価値観を共有し、理解を深めるべく、将来再び韓国で学びたいと考えています。

3. 慶應義塾派遣交換留学生優秀者の表彰

派遣先大学で優れた成果を修めた慶應義塾派遣交換留学生20名を表彰しました。そして、交換留学生達の今後の積極的な活動を奨励しました。

4. 「変わりゆくナショナリズムとアジア」 (2007年3月26日~27日)

アジアにおけるナショナリズムのダイナミズムを理論・歴史・実証の観点から検証し、アジアとナショナリズムの未来像を探る国際ワークショップを開催しました。論文選考により選抜されたアジア・オセアニア・アメリカの大学院生による発表、議論を通して、参加者は問題意識を深めました。また、プログラムの1つである講演会には、多くの塾生が参加しました。

参加者の声

法学部政治学科

「想像の共同体」の著書として有名な、ベネディクト・アンダーソン氏の公開講演会「ナショナリズムのゆくえ」に参加しました。
国際政治を学んでいる私にとってこの公演は、多くの示唆に富んだお話を伺うことができ、とても興味深いものでした。
アジア域内での人の移動がより一層盛んになるであろう21世紀において、アジアにおけるナショナリズムの過去を正しく理解した上で、その未来像を探っていくことは、相互理解を深めるために、非常に価値のあることだと思います。
学部の友人達も多数参加しており、アジアに対する感心が塾生の間でも高まっていることを感じました。

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