2022年度公募プログラム

[環境情報学部]

日本生物学オリンピック本選2022鶴岡大会を活用した高度バイオ人材の育成・交流・獲得の好循環未来づくり

活動代表者

環境情報学部教授 黒田裕樹

黒田裕樹生物学を志す天才的頭脳をもった若者達が鶴岡に集合します。U-20の日本一は誰か?日本代表は誰か?熱い頭脳バトルと交流を慶應義塾の教職員・学生らがサポートします。日本の明るい将来につながる素晴らしい出会いが多々生まれることでしょう!

活動内容

 このプログラムには選手(高校生)80名、TA(慶應義塾外の大学生・大学院生)22名、TA(慶應義塾の大学生/大学院生)18名からなる計120名の学生が参加した。また慶應側スタッフとして15名、日本生物学オリンピックスタッフとして4名が運営側として参加した。これに加え、慶應義塾長、山形県知事、鶴岡市長、山形県教育委員会関係者、鶴岡市教育委員会関係者、慶應SFC学会関係者、環境情報学部長、総合政策学部長、政策・メディア研究科委員長、が来賓・ビデオ出演等で関わり、各種マスコミ関連者も参加した。
 今年度の生物学オリンピックでは、日本全国から生物学に自信のある3501人の中高生が予選に申し込み、その中の上位80名がJBO2022鶴岡大会に参加した。9月17日(土)に開会式と理論試験(大問1)を、9月18日(日)に実験試験I(大問2)、実験試験II(大問3)、鶴岡サイエンスパーク研究体験ツアー、ならびに交流会を、9月19日(月/祝)の午前中に表彰式を、その後、鶴岡生物体験ツアーを実施した。大会中には、これらの①コンテスト要素、②IABの最先端バイオ施設を見学するイベント、③高校生とIABの教員・学生が交流するイベント、④慶應義塾長賞、山形県知事賞、鶴岡市長賞などの特別賞の授与を含む閉会式(表彰式)、などが企画された。この一連の活動に義塾の学生が大きく関わることになり、本プログラムはそれが最高の質で実施されることをサポートするものになった。具体的には、本基金は①から④の全てに関わる事務局の設置、②と③の活動費、④に関わる特別賞等の準備などにあてられた。

 

参加者の声

公募プログラム

環境情報学部4年

日本の世代トップの人材というのを知り、とても刺激をうけた。東大や医学部など眼中になく、進学するならばMITやCALTECHなどの声もあり。見えている視野の違いにがく然とさせられると共に、自身の価値を見つめ直す良い機会となった。映像や各種グッズによる演出を織り交ぜたホスト側のプレゼン方式が最高。イベントとはこのように実施するのだという学びを得られた気がする。慶応生として誇らしいかぎり。参加した選手らも、大満足していたものと。


政策・メディア研究科1年

慶応が有する最高のものを紹介しようという、冨田先生や黒田先生らの熱い思いが込められた大会だった。気がついたらその熱気に包まれていた。考え方の切り替え、新しい人とのつながり、など私の中で生じた変化の大きさは計り知れない。選手だけでなく、そのご家族のことも考慮し、WebやSNSをフルに活用した運営は、日本の科学オリンピックなどのイベントにおける新しい形を示していたのではないかと。良き例になりえる。

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