2023年度公募プログラム

[幼稚舎]

英語による早期児童プログラミング教育

活動代表者

幼稚舎教諭 清水賢

清水賢時代を超えて普遍的に求められる力としての、「英語力」と「プログラミング的思考能力」を早期から育むことを目指します。中学、高校生であれば理屈でわかることであっても、小学校低学年生は体験しないと理解しにくいため、このプログラムでは幼稚舎生がプログラミング的思考を、「体験的」に「英語」で身につけることを試みます。

活動内容

【段階的内容】<2,3年生>
「アンプラグド」タブレットにさわらずにプログラミング的思考やマナーを学びます
「ビジュアル」タブレットのアプリを利用してプログラミング的思考を学びます
「ロボット」タブレットで簡単なプログラムを組んでダッシュ(ロボット)を動かし課題を達成します。 
子どもたちがプログラムを組んで、タブレットに何らかの作業をさせます。子どもたちはタブレットに行わせたい一連の活動を細かい動きに分析し、次にそれらの細かい動きをどのように組み合わせれば目的の行動になるかを想定します。タブレットには人間の言語が直接理解できるわけではないので、子どもたちはタブレットにわかる「記号」で伝える必要があります。この「記号」である「コマンド」を英語で行います。ひとつひとつの細かい動きに対応した「記号」を、どのように組み合わせたら目的の動きになるのかを考えます。これらの「記号」の組み合わせを、どのように組み替えれば意図した行動により近づいていくのかを試行錯誤します。このような試行錯誤を通して理論的に考えることで、英語によるプログラミング的思考力の育成が期待されます。
【具体例】
英語の絵本を読む、英語のショートストリーを映像で視聴する、ストーリー内容を把握する、英語の発音を学ぶ(Phonics)、英語の表現を学ぶ。英語の文字を学ぶ(タブレットのロイロノートを使いアルファベットをタイピングする)
【段階的内容・具体例】<4年生>
対象は、幼稚舎初の試みとなる、英語によるコーディング(プログラミング)の授業を2年間受講した4年生になります。児童が習得したプログラミングに関する基礎学力、知識、経験をもとに、英語によるテキストコーディングの指導を行います。英語を用いて指導することで、情報科での授業とは一線を画します。「英語を学ぶ」のではなくて、「英語で学ぶ」ことを目的とします。また、韓国のChungdahm Institute Seodaemun、ならびにElan English Kindergartenが、同じツールをプログラミングの授業に導入していることから、「ダッシュを使う授業」をテーマにして、オンライン会議形式で、子ども同士が英語で交流する機会を設けます。

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