2023年度公募プログラム

[環境情報学部]

サステイナブルキャンパスプログラム

活動代表者

環境情報学部長 一ノ瀬友博

一ノ瀬友博カーボンニュートラル、資源循環、自然環境、健康と地域、食と農の視点からサステイナブルなキャンパス、そしてサステイナブルな地域づくりを目指します。学生、生徒はもちろんのこと、多くの教職員の参加も期待しています。

活動内容

サステイナブルキャンパスをアウトカムとして設定し、概ね5つのプロジェクトを立ち上げる。CN、資源循環、自然環境、健康と地域、食と農とする。それぞれのプロジェクトには、教員がとりまとめ役を担い、プロジェクトに参加する学生を募集する。CNは有野洋輔特別招聘准教授、資源循環は塚原沙智子准教授、自然環境は一ノ瀬友博教授、健康と地域は秋山美紀教授、食と農は長谷部准教授が中心となり担当する。総合政策学部、環境情報学部の学生には、特別研究プロジェクトを設定し、単位の取得を可能にする。政策・メディア研究科の学生にはフィールドワークとしての認定を予定している。湘南藤沢中等部・高等部においては、成田教諭の指導の下に高等部の環境プロジェクトが進められてきた。この環境プロジェクトの活動を基本とし、高等部の生徒は5つのプロジェクトそれぞれのプロジェクトと連携する。活動の成果は、2023年11月にキャンパスで開催予定のSFCオープンリサーチフォーラムにおいて公表するとともに、エコプロダクツ展といった外部のイベントにも出展する。年度末には、SFCサステナビリティレポートに活動内容を報告する。
CNプロジェクトでは、SFCにおける省エネ、創エネのさらなる積み上げを目指す。加えて、SFC内外での営農型太陽光発電実証など、様々な相乗効果(農家の収益向上や気候変動への適応効果等)を有する取組みを通じて遠藤地域と連携したカーボンニュートラル実現可能性を検討する。資源循環プロジェクトでは、これまで塚原沙智子研究会で進めてきたプラスチック容器の削減(弁当容器やペットボトル)、リサイクルボックスの配置や表示などにより、SFCにおいて行動変容を起こす方法を検討する。自然環境プロジェクトでは、これまで一ノ瀬友博研究会で進めているキャンパスの生物相モニタリングを継続するとともに、看護ビオトープをはじめとしたキャンパス内の自然再生を進める。さらに、慶應義塾大学の学校林である南三陸の森の炭素蓄積量と生物相のモニタリングを実施する。健康と地域プロジェクトでは、藤沢市の「地域の縁側」をベースに高齢者や子どもたちが自らの健康と環境との関係を学び実践するための場を、秋山美紀研究室、看護医療学部の石川志麻研究室、健康マネジメント研究科小熊祐子研究室等と協働して推進する。食と農プロジェクトでは、長谷部葉子研究会で進めてきた農業を通じた地域との連携を継続するため、遠藤・御所見地区において、藤沢市農業体験型市民農園(水田)を利用し、学生の農業体験を推進するとともに、SFCにおける地産地消を検討する。これらの各プロジェクトは独立して実施されるわけではなく、相互に連携して実施される。特に、ICT担当教員の指導の下にICT技術の積極的な活用を図る。また、2022年度は塾生会議が開催され、最終提言が伊藤塾長に提出された。それらの中には本プロジェクトと関係するものも多いため塾生会議と連携しての実施も予定している。

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