2021年度公募プログラム

[理工学部]

カリキュラムビルトイン型学部・大学院包括国際交流プログラム

活動代表者

理工学部教授 泰岡顕治

大学生から大学院生までを対象としたハンズオン型の国際人材育成プログラムです。
このプログラムをきっかけにしてより多くの学生が国際的に活躍する場を見出すことを期待します。

活動内容

①海外工場見学プログラムの拡充 ②4年生の中間発表への海外大学教員団の招聘 ③海外フィールドワーク ④4年生・大学院対象の国際ワークショップ、の4つの活動を計画していたが、新型コロナウイルス感染拡大のため一部のプログラムをオンラインにて実施し、2022年度に実施を継続する予定である。
①については,タイ,韓国,米国の3つの海外工場見学プログラムを企画していたが,現地への出張は難しい状況にあった.米国については,昨年同様に2022年3月8日および9日に川崎重工リンカーン工場の見学をオンラインで実施した。②については,高麗大学と相談の上,教員の行き来ができるようになった後に実施することとしたため,次年度に延期した.③については,2022年3月15日に日本航空電子短期課題プロジェクトをオンラインで実施した。またAI Hardware Center プロジェクトは、昨年度中に行っていたIBMワトソン研究所、東京エレクトロンアメリカのオンラインインタビューに加え、NY CREATESのオンラインインタビューを行い、報告会を行った。④については,韓国,シンガポールにて実施の2つの国際ワークショップ,慶應で実施予定の2つの国際ワークショップともに,双方からの行き来が不可能ということで,オンサイトでの実施は延期とした。

 

参加者の声

公募プログラム

理工学研究科修士2年

産官学連携プラットフォームNew York Hardware Centerについて学生10人のチームでインタビューを行いました。コロナ禍で現地に行くことは叶いませんでしたが、オンラインでIBMやTEL、それからそれらのテック企業や大学を取りまとめているNY CREATESとコンタクトを取りヒアリングを実施しました。 お金の流れや利害関係者同士のコラボレーションの複雑さがこのプロジェクトの壮大さを物語っていました。どういう情報を掴みに行きたいかなど学生同士で話し合って決め、自分たちが納得するまで深ぼることができました。こうした産官学が連携し互いの強みを最大限に引き出せるプラットフォームをどうしたら日本でも再現できるのか考えさせられる貴重な経験となりました。


理工学部2年

機械工学科の工場見学として、カワサキ・モーターズ・マニファクチャリング(以下KMM)と日本航空電子工業株式会社(以下JAE)の二社にオンラインで伺いました。KMMは事前に工場の映像を送っていただき、当日は工場にある機械などについて英語で説明してくださりました。JAEは3つの工場からご参加いただき、特に社員の方がカメラを持って工場の仕組みを説明しながら回ってくださった事が印象に残っています。この工場見学を通じて、特に英語と周囲にアンテナを張り続けることの重要性を学びましたー。機械工学科に進学して1年が経ち、これから専門分野に進んでいくこのタイミングでこのような機会をいただけて嬉しく思います。

未来先導基金の取り組みにご賛同していただける方はこちらをご覧ください。

ご賛同いただける方はこちら

ページの先頭に戻る