2015年度公募プログラム

ゲーミフィケーションを活用した国際連帯デザイン教育プログラム
ー文理融合型国際インターンシッププログラムー

活動代表者

システムデザイン・マネジメント研究科委員長 前野 隆司

前野 隆司SDM研究科は海外大学院と連携したゲーミフィケーションによる国際協働教育に力を入れています。現地の大学および企業で短期のインターンシップを行う機会を提供することによって、慶應義塾生が国際舞台へチャレンジする意欲を早期から醸成します。

活動内容

モントクレア州立大学(MSU)のビジネススクールに短期留学し、Dr. Jain Rashmiの指導する学生と慶應義塾大学の学生で一つのチームを作り、ビジネスゲーム(Glo Bus)を体験させ、さらにアメリカ企業でのインターシップを実施した。慶應義塾大学の他研究科、学部生、社会人にも参加を呼びかけた。MSUでの活動期間は、8月31日から9月18日までの3週間であった。SDM研究科から6名、経済学部から1名の合計7名が参加した。ビジネスゲームの結果はチームメンバーによって異なるものであった。特にMSUの学生と一緒にチームを組むことで慶應義塾大学の学生のグローバル社会でのスキルを高めることができたと考える。さらにこのような学習はチームマネジメントを学ぶ上で有効であることを参加者が理解したと思う。また、3社(Top Con, UPS, Fractal Analysis)を企業訪問し、インタビューを通してアメリカにおけるビジネスについて具体的な知見を得ることができたと考える。

参加者の声

公募プログラム

SDM研究科修士課程1年

今回限られた時間と限られた言語能力の中で、アメリカの多忙である社会人MBA生が持つ知見を、いかに引き出すか、いかにコミュニケーションをして合意を作っていくか、これが非常に困難であった。この類の困難さは、今までに経験したことがなかったため、うまくいかない悔しさを感じつつ、自分にとって良い血肉となった。言語の壁がある中で心がけていたことは、何も発言しないということは絶対にせず、「アグレッシブに発言をしていく」ということであった。実際に拙い英語で伝えようとすると、皆が耳を傾け、真摯に聞いてくれ、返答してくれたのがとても印象的である。そこが様々な制限の中で、自信を持てた点である。また勝者から多くの戦略立案に対する心構え・知見を得ることができた。勝利チームの一人は「たかがゲーム、されどゲーム」であり非常に負けず嫌いであった。モントクレア州立大学には、学生にその彼のストイックさから多くの刺激をもらうことができた。ぜひ今回の悔しさと彼のストイックさを自分の生活に活かしていきたい。


SDM研究科修士課程1年

As a foreign student I had this chance to observe third culture up close (as far as it is possible in a short program like this) it is a valuable lesson for me. Without any bias being in contact with people and students not just as a tourist but as a student and be able to participate in normal classes was something I could not get to experience other than this program. Another point worth mentioning is the custom made lessons we could enjoy. In normal situations the lecturer has limited freedom to custom made the lessons exactly to the needs of the students, but in this program I think it got as close as possible to participant’s real level of knowledge as it could get. Lectures combined by discussions made it even more valuable. Company visits also was a rare opportunity specially the chance to hear the companies function first hand from the establishers and senior members of the company was quite educational. I wish we could have similar programs in other countries as well I think I would certainly like to experience this in a new environment again.

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