2018年度公募プログラム

[理工学部]

物理情報・応用化学特別講座

活動代表者

理工学部教授 田中敏幸

田中敏幸理工学部教員と海外からの招聘教授がペアを組み、日本語の授業から徐々に授業内の英語量を増やして、最終的に英語での授業を理解できるようにする、ステップアップ式の講義です。一人でも多くの学生に体験してもらいたいと思います。

活動内容

 下記のように2018年度4月~3月にわたって 計17回の講義および塾生とのディスカッションを開催することができた。出席者は20名~100名と開催日によって変わったが、いずれも、慶應教員の日本語によるサポートも効果を奏し、学生がアクティブに招聘講師とディスカッションすることができた。
 4月 ミラノ工科大学  マガグニン,ルカ 准教授の講義、ディスカッション 1回 
            (受け入れ 白鳥世明教授)
 6月 スイスETH   Bakker教授による講義、学生とのディスカッション 3回
            (受け入れ チッテリオ,ダニエル教授)
 7月 レバノンからの ワリド助教(現准教授)による講義、学生とのディスカッション 3回
            (受け入れ 神原陽一准教授)
 9月 台湾 清華大学  ポーユーチェン准教授による講義、学生とのディスカッション 3回
            (受け入れ 白鳥世明教授)
 10月 英国  リチャード,ビットワン博士による講義、学生とのディスカッション 2回
            (受け入れ 石榑崇明准教授)
 11月 米国  ジェーエーガー教授講義、学生とのディスカッション 1回
            (受け入れ 清水智子准教授)
 3月 台湾 高雄医学大学 4名の教授による 講義、学生とのディスカッション 各1回、計4回
            (受け入れ  白鳥世明教授)
 最後の3月台湾 高雄医学大学からの講義においては、シンポジウムの形をとり、先方から4名の教授(prof. H.Y.Chen, prof.Chihneng Hsu, prof.Chai Lin Kao, prof. Hsuan Ying Chen)が、慶應から5名の教員が交互に研究紹介をし、教員と学生が次々に質問し、理解を深めた。 同大学と慶應理工学部の3回目のシンポジウムともなり、交流を深めることができた。その結果、化学科、応用化学科に それぞれ 先方の大学から合計3名の学生が 慶應の大学院生として入学することが決まった。また、塾内では 薬学部の教授、准教授も興味をもっていただき、シンポジウムに参加、ディスカッションいただいた。

参加者の声

公募プログラム

理工学研究科修士1年

日本語での導入説明があり、その後の英語の講義もわかりやすかった。


理工学研究科修士2年

講師とのディスカッションの時間が多く、教員がサポートしてくれたので、質問がよくできたため、新しい内容の英語による講義でも興味がもてた。

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