2023年度公募プログラム

[体育研究所]

国際交流を通じたSDGs教育及び一貫教育校へのスポーツ教育

活動代表者

体育研究所准教授 鳥海崇

鳥海崇体育研究所では「活力ある塾生を育む」を目的に活動しています。この観点から本プログラムでは各競技の早慶戦や国際的な大学対校戦を通じて様々な世代と交流してスポーツの魅力や未来について議論します。

活動内容

1 ケンブリッジ大学オスプレイクラブから女子スポーツ選手10名以内を招聘し,新型コロナウイルス感染状況に応じて,ホームステイもしくは慶應義塾体育会山中山荘,館山合宿所,及び慶應義塾立科山荘に滞在する.塾体育会の女子部員と寝食及びスポーツ交流をしながら,大学スポーツを題材にスポーツ文化,スポーツとSDGs,スポーツと男女平等に関して議論する.
2 ケンブリッジ大学オスプレイクラブの滞在期間中に,塾体育会の女子部員らと共に一貫校のクラブ活動等に参加し,スポーツ指導を実施する.
3 招聘した女子大学スポーツチーム(もしくは選手)と塾体育会の女子部員との試合を実施し,一貫校のクラブらに観戦,応援してもらう.
4 滞在終了後の秋以降,近隣住民,塾員らを対象として,「慶應義塾におけるスポーツ」,「スポーツとSDGs」,「スポーツと男女平等」について体育研究所主催の公開講座を実施する.

 なお,新型コロナウイルスの感染状況に応じて,招聘できない場合は,以下を代替案とする.
 ケンブリッジ大学オスプレイクラブの招聘可否を5月中に判断し,招聘できない場合は,一貫校を含めた多くの塾生に各競技の早慶戦を中心とした女子の試合への観戦,応援をサポートする.具体的には移動用のバスを用意し,日吉キャンパスもしくは一貫校から早稲田大学等の試合会場,もしくは日吉キャンパスでの試合の場合は一貫校から日吉キャンパスへの移動をサポートする.多くの早慶戦は女子戦の後に男子戦も実施されるため,結果的に男女の早慶戦を観戦,応援することができる.
年度末には,早慶戦に出場した女子部員を対象として,現状における体育会の男女差など,SDGsの観点から意見交換会(セミナー)を実施し,次年度への課題などを共有する.

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